いつの間にか、肌寒い感じになって、すっかり秋に突入してしまった感じです。しかし、何だかまだ、夏の余韻が残っていて、気持ちがどこか落ち着かない。今日は、休みだし、生徒諸君は、文化祭明けで、勉強も進んでいないようだし、一緒にスクラブルというゲームをする。ゲームといっても、英語の単語を作るのだから単なる遊びではない。先日、これを高校生に教えたら、生徒たちは嫌がるどころかすっかり乗ってしまって、今回も文化祭明けの合間ということで、また再度の挑戦となった。この遊びは、単語を知らなければ遊べないのだが、単語量だけではないところが面白い。いくらか単語に自信を持っている人でも、あるいはネイティブの人であっても、限られた文字で単語を作るのはなかなか挑戦的なのだ。勿論ゲームであって、得点を競うのだが、いつの間にか、お互いに難局の場面をどうやって切り抜けるかが課題となって、不思議な連帯意識がわいてくるところがよい。また、自分の記憶の中にしまってあった言葉を、公開して話題に載せることができることも、なかなか有り難い貴重なことといえるかもしれない。一緒に言葉を探しながら、ふと、ネイティブの人たちと混じって遊んでいても、同じような会話をしているだろうな、と想像する。記憶から呼び起こされた言葉は、何だがよそよそしくないのだ。そしてそれは、国籍を超えて会話を進ませてくれるところがある。これは一つの大きな、貴重な発見だった。ここには、単語の勉強以上のものがあるようだ。また一緒に楽しむ時間を作ることにしよう。